ラブライブサンシャイン 考察/評価②:1期の最後はStep! ZERO to ONEで締めてほしかったけど…まだ早い?

----前記事(【アニメ感想】ラブライブ!サンシャイン!! 1期:期待以上の出来栄え。中盤のストーリー展開が秀逸)からの続きです。

最後は「Step! ZERO to ONE」で締めてほしかったけど…まだ早い?



さてその最終話ですが、ネットでは賛否両論が百出して話題になりましたね。よく言われるのは、

・地方予選でモブキャラがAqoursメンバーとして参加する流れが唐突
・そもそも9人でないとAqoursじゃない
・ライブ前のミュージカル調の自己紹介が長すぎる
・あのような長いミュージカルを大会でやらせてもらえるわけがない
・ステージ前に観客を誘う場面は、実際のライブではルール違反

などなどですね。

自分も、最終話については賛否両方あるのですが、↑で言われているような否の面については、それほど取り立てるほどでもないように思っています。

モブキャラ参戦の流れについてはたしかに突然な感じではありましたが、別に千歌ちゃんの中ではAqoursは9人じゃなきゃダメというこだわりもなかったですし、浦の星の皆と一緒に頑張りたいという気持ちがあってのことだったので、参戦を歓迎する流れはそれほど不可解ではないと思います。ラブライブ!劇場版のSUNNY DAY SONGのような流れと受け止めれば分かりやすいかもしれません。

ミュージカルについてですが、自己紹介や今までの振り返りをここでやるのは、ちょっと違和感というか冗長な感じはありましたね。第1話からずっと見ている視聴者としては、「今まで、もう見てきたから知っているよ」という気持ちになるとは思います。このような、振り返りをやるなら2期アニメの1話で披露した方が適切だろうとも思いました。

しかしながら、「視聴者から見れば、自己紹介ミュージカルは冗長だと感じるだろうけど、Aqoursのことを殆ど知らない劇中の観客から見れば、あのミュージカルは意味のある演出だ」という意見を最近聞いて、こちらも一理あるなとも思えてきました。自分たちと内浦のことを知ってもらいたいという動機はたしかにAqoursにありましたから、そのための演出だと思えば分かる気がします。

ただ、腑に落ちない点があるとすれば、この作品のテーマとも思えた「Step! ZERO to ONE」が披露されなかったことですね。別に「MIRAI TICKET」を披露するのが悪いわけではないですが、せめてEDスタッフロールで「Step! ZERO to ONE」を流す演出にしてくれたら、綺麗に収まって感慨に浸ることができたように思えます。今でもそこだけは引っ掛かります。

一方で、ここまで来てもいまだ「Step! ZERO to ONE」が登場しなかったことには、何か制作側の意図があるのかなとも思えてきます。ここで締めるのはまだ早いということでしょうか。「Step! ZERO to ONE」のテーマは「0から1へ!!Aqours~サンシャイン!!」の掛け声とともに今後も続いていくし、まだ先がある。あの曲が流れるのは、Aqoursがすべてをやり遂げた最後の最後(2期アニメの終盤あたり?)になるのかもしれません。ラブライブ!2期13話EDで流れた「Oh,Love&Peace!」のような感じですね。

そのような展開が今後あり得るのかは分かりませんが、劇中で流れる「Step! ZERO to ONE」の感慨に浸れる日が来ることを今は待ち望んでいます。

ちなみに、Aqours 1st Live のテーマも「Step! ZERO to ONE」ですね・・・まずはこちらで感動に浸りたいところですけど、現地に行けるでしょうか・・・今月末の1次当落発表が楽しみでもあり怖くもあります(笑) 1枚でもいいから、現地チケット当たってくれないかな~

それこそ、「0から1へ!!」ですね!皆さんもご健闘を!

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