Re:CREATORS（レクリエイターズ）第19話。
第1話よりメインキャラとして活躍していた古株のセレジアさんがカロンと共にここで退場。アリステリアもアルタイルのチート技「ホロプシコン」の前に敗れてしまうなど波乱の展開でした。
セレジアの退場は予想していなかったですが…
前回、セレジア達の元に現れた「精霊機想曲フォーゲルシュバリエ」の主人公カロン。アルタイル陣営としてセレジア達と交戦する行動に出ます。その動機は原作での戦いに疲れ果て、創造主(松原さん)の力をもって、彼の世界を救うというものでした。かつてのアリステリアと同じような動機ですね。
松原さんもカロンの心情が理解できるほど彼は原作で追い込まれていたようです。現界した後カロンはその気持ちに従い作品の枠組みを離れて一人歩きしてしまったわけですね。主人公だけあって意志が強く簡単には説得できないし、鹿屋瑠偉のギガスマキナも自機で翻弄するなど実力も相当ありと厄介な相手でした。
セレジアも想いを寄せていた彼とはやはり戦う決心がなかなかつかなかったですが、星河ひかゆに「今まで信じ合ってきた人達の気持ちを捨てられるのですか？」と問われ、カロンと戦うことを決意。
最後はカロンを機体ごと取り押さえ、鹿屋にギガスマキナの「リフレクターフィールド」を展開させてカロンとともに消滅……
第1話よりヒロインのような扱いでストーリー本編に絡んでいった古株キャラで、最終話まで生き残るかと思っていましたが、死亡フラグも無しにここで退場とは……松原さんも最後は「もういい！ヒロインも物語も辞めちまえ！」というくらい意外で壮絶な最期でしたね。
会場のセレジアファンからしたらこんな最期は不評かもしれませんが……観客の承認はいかほど？
アルタイルはもはや承認力の枠を超え始めてるのでは？
セレジアとカロンだけではなく、アルタイルに反旗を翻したアリステリアも今回で退場でした。
まみかを手に掛けた詳細を暴露し扇動するアルタイルに対し、アリステリアは聖槍技を発動して彼女を貫き「やったか！？」……というところですが、やはりアルタイルはチートでした；
森羅万象(ホロプシコン)第14楽章「因果転変」(事象の因果をひっくり返す？)により、アルタイルを貫いた自分が槍で貫かれたことにされ、アリステリアは致命傷を負ってしまいます。最後の攻撃を試みるもそれも跳ね返されてしまい、遂に力尽きて退場……
原作で人気の主人公だったアリステリアも、アルタイルに「君はここでは主人公ではなくただのわき役だ」と言われての最期でしたが……原作ファンは「たかが二次創作キャラにアリステリアがやられるのなんてありか……」と思うでしょうがこの顛末。
アルタイルは倒しようがない存在ですが、もはや承認力関係なしにやりたい放題できるくらいまで力を増している気がします。次はひかゆ、優夜、翔、ブリッツの4人全員が挑みますが、何人か退場してしまうのでしょうか？ひかゆ、優夜、翔あたりが無惨にやられて退場するなんて展開は、観客から反感買いそうな気がしますが……
