アニメ感想ブログの書き方:やる気マックスファイヤーを出す!!【エロマンガ先生 3話 感想/考察】


「エロマンガ先生」、2017年春アニメの中でも、個人的にRe:CREATORS(レクリエイターズ)と並んで面白いです。

最新話の7話まで視聴済みですが本作品の中でも、特に印象に残った場面が第3話にあります。メインキャラクターの一人「山田エルフ先生」が主人公の「和泉正宗」と、仕事(ライトノベルの原稿執筆)について、議論する場面です。

山田エルフ「やる気がないのに原稿を書くなぁーーー!そんなやり方をしているからあんたの小説はつまらないのよ!やる気が出ない時に書いた文章が面白い訳ないでしょうが!」

和泉正宗「やる気なくても面白く書くのが俺たちの仕事じゃ?」

山田エルフ「やる気ない時に面白く書いた文章より、やる気MAXファイヤーで書いた文章の方が絶対面白いに決まってるでしょ!だったらやる気MAXファイヤーの時以外、死んでも原稿なんか書くなよ!」
(アニメ「エロマンガ先生」3話より)
自分はライトノベル作家でもなく、小説の原稿を書いたことなどはありません。しかしながら、ブログ運営者として、同じく「文章(記事)を書く」ということに携わっています。やはり「やる気」があるかどうかで、筆の進みは違いますねw ブログの記事(主にアニメ考察や感想)を執筆するあたっての自分なりの「やる気」出すコツがあるので、ここで触れておきたいと思います。


ブログは「自分なりの考え」が浮かぶか、あるいは「使命感(愛)」があるかどうかがカギ

ブログを運営している身でありながら言うのもなんですが、記事を書くのは面倒ですw 作るのは消費するよりも手間と時間がかかる通り、アニメ感想や考察の執筆はアニメを消化するより何倍もエネルギー・時間が要ります。ずっとアニメを消化したり友達とオフ会や飲み会にでも行って消費活動するのが圧倒的に楽です。何となく書きたいなーとか、とりあえず何か書こうという漠然とした気持ちでは筆は進まず、別のラクで楽しい方にどうしても流れて行ってしまいます。

水は低きに流れ、人は易きに流れる

まさにこの、ことわざの通りですね。記事を書くための強い動機が見つからなければ、執筆に一切手がつかなくなるのはザラですw

ブログを書くための動機ですが、これは人によっては様々かもしれません。
  • いつも、コメントや感想をくれる訪問者さんの期待に応えるため
  • 仕事の情報発信のツールとして、営業活動・PRに利用するため
などがあるでしょう。


自分の場合、やる気をもってブログを書けるのは以下のケースが多いです。

  1. 作品に対する自分なりの考え(考察・観点)が浮上したとき
  2. 愛着のある作品・キャラクターを語るとき
1点目ですが、これは Re:CREATORS(レクリエイターズ) や バンドリ!の考察・感想記事を書いたときに該当します。自分なりの考察の視点や、ツッコミどころは、意外にネット上で詳しく取り上げられてなかったり、言及されていないことがあります。そういうものは、情報発信する価値があるもので、記事として書きたくなってきます。人間なら誰しも覚えはあると思いますが、「自分にしかやれない、自分しか気づいていない」ことは、自然とやる気が出たり、語りたくなってくるものなんですね。

2点目についてですが、これは運営していた別ブログで書いていました。1点目と同様、作品やキャラクターに対する自分の考えがあって書けたものですが、それ以前に「書かなくてはならない」という使命感みたいな気持ちがありました。作品やキャラに対する愛着というのは、本当にすごいです。何時間でも取り組めるのでその中で多くの考えが浮上します。1週間近くかけて執筆・推敲し、5000~7000字程度書きあげたこともあります。記事を書く理想の状態はこれですね。

自分なりの考えの見出し方

前述した2点目「愛着のある作品・キャラクターを語るとき」は、自分なりの考えが浮かぶのにそれほど苦労はしません。しかしながら、このようなケースはそうそう多くあるわけでもなく、ブログとしても偏った内容になってしまいます。それはそれでありかもしれませんが、いつかネタが尽きてしまうでしょう。

一方で、前述した1点目のとおり愛着がそれほどない作品でも「自分なりの考え」が見つかれば、「やる気」出して記事は書けます。ただ、自分の考えが「浮かびやすい作品」と「浮かびにくい作品」があります。

Re:CREATORS(レクリエイターズ) や、けものフレンズのような謎や伏線が多く先が読みにくいオリジナル作品などは、考察は浮かびやすいです。そのようなタイプのアニメを中心に、時間をとって繰り返し見て考察を見出すというやり方が、一つの方法としてあるのかなと思います。

他方で、日常萌えアニメ・テンプレラノベアニメなどは、なかなか見出しにくいです。ただし、エロマンガ先生3話のように、日常に身に覚えがあるようなシーンが登場したときは、それを起点として本記事のように自分の考えや体験談を書くこともできたりします。

自分なりの考えを見つけてブログを書く方法は、まとめると主に以下の3つです。
  1. 謎や伏線が散見され、展開が読めない作品を繰り返し見る
  2. 身に覚えのあるシーンを取り上げて、体験談や知見を語る
  3. 愛着のある作品・キャラクターを取り上げる
本ブログでは、1点目についてはRe:CREATORS(レクリエイターズ) や バンドリ!の考察・感想記事、2点目は本記事で実践済みですが、3点目については今後時間をとって記してみたいと思います。

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