亜人ちゃんは語りたい アニメ感想/考察/評価:ひかりと雪絡みの前向きな話がよくて、何より先生が頼もしい



前記事のガヴリールドロップアウト感想につづいて、こちらのアニメの感想を取り上げたいと思います。ガヴドロと並んで面白いアニメです。亜人(デミ)ヴァンパイアの小鳥遊ひかりちゃんと、雪女の日下部雪ちゃんがとにかくかわいくて好きです。

ひかりちゃんは、先に触れたガヴリール・ドロップアウトのサターニャちゃんと似てるポンコツお調子者キャラですが、内気な雪女の雪ちゃんとの絡みが好きですね。印象的だったのは、4話で雪の陰口をしていたクラスメイト女子2人を制止しようと言い寄る場面ですね。なかなかの好漢ぶりでした。

女子「なんでそんなに、やっきになるんだよ?陰口言うのって、誰でもやってるだろ?」
ひかり「(陰口を)みんながやってるからって理屈、わたしはきらい!」
---アニメ「亜人ちゃんは語りたい」4話より

ひかりがポンコツで軽いだけのキャラじゃない、ということがよく分かる場面ですね。

雪女の体質上他人を避けがちだった雪のほうも、先生との交流を通して自分の悩みを解決していき、ひかりと積極的につきあえるように変わっていくなど、雪絡みの話は前向きな作品性がよく出ていますよね。

あと、忘れちゃいけないのが、毎度いい立ち回りをしている先生ですね。飄々とした雰囲気ですが、ちゃんと亜人の接し方や、解決の対応方法について的確な自分なりの考えを持っているところなど、感心しますね。

先生「物の見方は一方向ではためだ。双方向でしかるべき、亜人(デミ)の特性だけ見ていると、個性を見失う。人間性だけ見ていると、悩みの原因にたどり着けない。どちらも大切だ。バランスが大事なんだ。俺はそう考えている」
---アニメ「亜人ちゃんは語りたい」4話より

現実の問題解決でも、人間や物事に対するアプローチの仕方は難しいですが、↑のような考え方は大いに参考になるところがある気がします。
目上の人(先生、上司、先輩)が、こういう考え方の人だったらなぁと(苦笑)

次回6話は、ひかりと彼女の妹ひまりの家のもとに、先生が訪れて何やらありそうですが・・・今度はどんなドタバタと問題解決劇を繰り広げてくれるのでしょうか。
期待しています。

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