バンドリ!3話までの感想(2):香澄の心情を理解しにくいのがネック?|Nine's blog
前回、前々回とバンドリ!3話までの感想について、以下の2点目までについて述べてきました。
- 香澄と他キャラの掛け合いが浅い
- 香澄の心情や価値観が分かりにくい
- 香澄の奇抜すぎる行動についていけない
3話まで、香澄の目立った奇抜な行動は以下の2つです。
- バンドを始めるためとはいえ、ギターと有咲目的(?)で執拗に有咲について回る(2話)
- グリグリのライブ遅延の間、突然ステージにあがりすぐに「きらきら星」を歌い始める(3話)
2話の件については、振り回されておちょくられる有咲の可愛さが見れたのはよかったですが、傍から見るとストーカーみたいで苦笑してしまいましたw
シュールさを狙った演出なのかもしれませんが・・・
3話の件については、見た人は言うまでもないでしょうが、さすがにひいてしまいましたねw グリグリの遅延トラブルを自分が何とかしたいという気持ちは分かるのですが、そのために自分がステージに出て歌うというのは、唐突で予想の斜め上行き過ぎてました(苦笑)
また「きらきら星」を選曲して歌ったのは、ただ知ってて歌いやすいからだけではなく、「星のようにキラキラしたいです!」という日々の気持ちから、思い入れがあったのかもしれませんが・・・何の前触れもなくこれをステージ前で歌うのは、観客も困惑するのではないでしょうか?(アニメでは、お客さんが乗ってくれて、楽しんでもらえる優しい世界でしたが、視聴者としてはひいてしまった感が強い・・・)
言葉よりも行動で気持ちを示す、後先考えるより先に体が動くタイプ、それが香澄というキャラだとは思いますが、それにしても特に3話の香澄の行動はシュール過ぎたのでは?
シュールな超展開で受けたアニメは、直近では2016年秋に放送された「フリップフラッパーズ」が記憶に新しいですね。しかし、バンドリ!はフリップフラッパーズのような「わけのわからなさを楽しむ、考えるな感じろ」志向のアニメではないと思うので、香澄のシュールな行動を中心とした超展開には違和感を覚えてしまいます。これも作品のネックに感じますね。
これからどうなるのでしょうか?4話もまた一波乱ありそうですが・・・
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