プリンセス・プリンシパル BD円盤 特典評価(1,2巻):ピクドラは一見の価値あり!【プリプリ】

2017年夏のヒットアニメ「プリンセス・プリンシパル」のBDレビュー記事です。プリプリは第1話から最終話まで感想/考察記事をブログで展開しておりましたが、↓の宣言通り円盤マラソンしてますよ!

プリンセス・プリンシパル 12話:これは続編制作の壁を壊して、2期か劇場版を作るしかない!そしてアンプリ尊い!【プリプリ 最終話 感想/考察】 | Nine's blog

アニメの円盤を全巻マラソンするなんて、最近では「ラブライブ!サンシャイン!!」くらいしかありませんでしたが…… プリプリは手元に置いて何度でも見たいほど内容の濃いアニメですし、何よりBDの売上次第では続編制作が前向きに検討されるとのことですので!

さて本記事では、BD第1,2巻についてのレビューを記していきます。(今後第3,4巻、第5,6巻と2巻セットで個別に記事を上げていきます。)
アニメ本編についてはTVアニメで全話感想/考察を述べたので書くことは殆どないですが、ここでは主にBD特典について注目ポイントを書いて参ります。

いや、これは一見の価値ある特典ですよ!

【他巻のレビュー記事】

BD第1巻レビュー



プリンセス・プリンシパル I (特装限定版) [Blu-ray] のBDと特典セットです。
  • 右上:BD本体
  • 右下:16Pオールカラー作品解説書
  • 左下:シリーズ構成:大河内一楼による本編未使用シナリオ
  • 左上:監督:橘正紀による第1話絵コンテ


作品解説書はその名の通り本編1話、2話の解説(伏線明かしなど)に加え、アンジェのキャラ設定(プロフィール、キャラデザ等)、スタッフインタビュー(今回は大河内氏)が収録されています。全体的にコンパクトに纏っていて分かりやすいですね。

絵コンテですがこれは第1話のものが収録されていました。アニメ制作については全くの門外漢で詳しいことは存じませんが、これをもとにしてあのプリプリの独特な世界が作られていったわけですか……
No.1~170までのコンテがありますが、中には背景画の作り込みが凄いものがあったりします。ラフな設計図であっても、必要であればここまで詳しく描くんですね。

そして一番面白いのが本編未使用シナリオですね。本巻では第3話の未使用シナリオが特典として収録されてました。第3話というと、あのアンジェとベアトリスの空中スパイアクション回でしたが、この未使用シナリオは大分内容が違いますね。

  • 任務の舞台が空中戦艦ではなくエンパイアビルという高層ビル
  • 任務は、アンジェがプリンセスと入れ替わって要人をガードするという内容
  • ノルマンディー公の策略により、アンジェはビルもろとも飛行船の特攻で消されるピンチに。
  • ベアトがノルマンディー公に変声して、飛行船を遠ざけアンジェを救う
など、任務をはじめとする内容が何から何まで大違い!でもこっちはこっちで美味しい場面が!

  • アンジェがプリンセスにチェンジリングするために、お風呂でホクロの位置を確認し合う(アンプリ!)
  • ↑を見て湯船に鼻までつかって不満気になるベアトw
  • プリンセスによればノルマンディー公は感情が高ぶると「女言葉」になるw
ベアンプリの三角関係っぽいのは大変おいしいですが、最後のやつは特に衝撃ですねw あのノル公がオカマ口調になるなんてw アニメではこれはフランキーに受け継がれたのでしょう。


最後に映像特典の「完全新作ピクチャードラマ」です。あらすじは以下の通り。

「case10.5 Ready lady」
ドロシーのもとに、コントロールから「男子校への潜入指令」が届く。
その内容に、誰が行くかで喧々諤々のチーム白鳩。
それぞれの自由すぎる男子のイメージが飛び交い話がまとまらないのだ。
果たして誰が、どんなカバーで潜入することになるのか…?

見ましたが、まあ期待を裏切らないアンジェとドロシーといったところですねw ヒャッハー!!なカバーに、安定の苦労人&ハニートラッパーでした。

ピクドラは全巻につく模様ですが、知られざるチーム白鳩の日常がどんどん公開されていくんでしょうか?期待ですね。


BD第2巻レビュー


第1巻につづき、第2巻 プリンセス・プリンシパル II (特装限定版) [Blu-ray] のレビューです。本巻はピクドラが神でした!

  • 右上:BD本体
  • 右下:16Pオールカラー作品解説書
  • 左下:スタッフインタビューブック
  • 左上:キャラクター原案イラスト集


第1巻とは特典内容が異なっています。キャラクター原案イラスト集(↑写真の上側)ですが、イラストはもちろん黒星紅白先生のコメントが興味深いですね。アンジェとプリンセスの髪型にはそれぞれの生い立ちが意識されてるとか。アンジェは髪色が幼少時の金髪からグレーになったのも意味があるんでしょうか……

スタッフインタビューブックは制作の裏話などが多く収録されており、読み応えあります。「プリンセス・プリンシパル」というタイトルの由来や、OPのコンセプトについてのお話は特に興味深いですね。

さて、映像特典の「完全新作ピクチャードラマ」……ナンバリングはcase11.5。TV第9話のちせ視点学園回 直後のお話のようです。アンプリ2人の内緒話……

「case11.5 Tete-a-tete telephone」
夜、自室でくつろぐプリンセスのもとに、張り込みに出ているはずのアンジェから電話がかかってくる。
その内容は、特別な訓練を受けていないベアトリスがチームの足手まといになっているのではないか?というものだった。

プリンセス以外は関心薄いアンジェがなぜベアトリスのことを聞くのか?プリンセスはどう答えたのか?あえて伏せますが、なんとなく分かるとは思いますw
これは妄想ですがアンジェとベアトはこの件について、事前に2人で相談しているんじゃないですかね?

また、張り込みをサボってる(?)アンジェにはもう一つの目的がありまして……いや、これは動くアニメで見たいです!
あとこれ、二次創作で今度はプリンセス(?)がアンジェにベアトのことを聞くお話が作られる気がして……ベアンプリは公式でも二次でもどんどん増えて行ってほしい^^


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【他巻のレビュー記事】

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