Re:CREATORS(レクリエイターズ)第22話(最終話)。序盤から通して感想・考察をあげてきた、レクリもついに最終話を迎えちゃいました。
前回21話は、個人的には承認力が上がらない顛末でしたが、最終話は綺麗な形で収まったと思います。
颯太達の創作活動はこれからも続く……
タイトル回収……最後までメタなアニメでしたね
シマザキセツナと邂逅したアルタイルの改心により、世界は大崩潰を免れました。エリミネーション・チャンバー・フェスが無事に幕を閉じ、世界は元の日常に戻っていきます。エリチャは個人的には「うーん……」という感じでしたが、オタクファンに好評なイベントだったようです。
メテオラ、優夜達、生き残った被造物たちは、メテオラの術式により元の世界に帰還することに。まがねちゃんは不明ですが、まだ現世で暮らしてるんでしょうかね?そしてメテオラは「自分で自分を投げることはできない」というように、元の世界には戻れず現世にとどまることに……なんと小説家になって、今回の騒動をネタにした作品を発表するみたいです。
題名を考えあぐねていた彼女への颯太からのメールをみると、一部が見切れていましたが
(颯太のメールの一部)
それで、題名なんですが、こういうのはどうでしょうか。
今回の出来事では創造主、被造物、観客、たくさんの人た……
が役割を担っていました。
その中でも、きっかけとなったのは、やっ……
てきた人たちなんじゃないかと思……
そういった意味もこめて……
(メテオラがPCに文字入力)
Re:CREATORS
と書いてありました。小説の内容はアルタイル大戦の件、つまりはこの「Re:CREATORS(レクリエイターズ)」というアニメそのものでしょう。こういうメタな話がレクリの面白さですね。第13話の総集編は、メテオラの
颯太の文面から推察するに、この題名は「世に作品を送り続けている創造主(クリエイターズ)たちへの返信」という意味がこめられているのでしょう。松原さん達プロのクリエイター、シマザキセツナ、メタな意味では商業・同人作品、pixivなどで創作活動に励まれているリアルのクリエイターに向けた物語……それが「Re:CREATORS(レクリエイターズ)」
後日談があるなら、成長した颯太の創作を見てみたい
Re:CREATORS(レクリエイターズ)は、先の颯太とメテオラのメールのやりとりで終わりですが、颯太達の今後の成長もこの先、何かの形で見てみたいとは思います。
颯太「形にせずにはいられない。たとえ失敗しても、誰にも認められなくても、それでも……僕は知っている。
そうやって生まれたたくさんの物語が、ときに誰かの心に届き、そしてその人の日常を違うものに変えてくれることを。そう、ささやかだけど、美しい光景に。」
かつてのシマザキセツナの件で、創作に後ろ向きだった颯太も、活動を再開して頑張ってるみたいです。最後にpixivらしきサイトに、今回登場した被造物全員の集合絵をアップしていましたが、なかなか上手いですね。
そのうち、アルタイルのような大人気キャラを創作してくれるかもしれません。そんな後日談を見たいですね。OVAなどで出るかも。颯太のキャラがアルタイルみたいに現界してきて、また世界のバランスがヤバいとかなると、もはやOVAじゃなくてアニメ2期や劇場版並みの規模になっちゃいますがねw
終盤がちょっと承認力が微妙になりましたが、全体的にみると2017年現在、最後まで楽しめたオリジナルアニメの一つになったと思います。制作者(創造主)の皆様、お疲れ様でした!
次の創作も期待して待っています!