プリンセス・プリンシパル 11話 感想/考察:カサブランカ作戦失敗…涙のアンジェ。泣いても笑っても次で最後です!【プリプリ】

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プリンセス・プリンシパル第11話 case23。アンジェが初めてマジ泣きを見せちゃいましたね……ここで大ピンチになるかとは思いましたが、精神的な方でピンチになりましたか。アンジェの弱点は良くも悪くもプリンセス。

そして次回(最終話)、なんか大クーデター戦争が起こりそうなんですが……うまく収束させられるのでしょうか?

アンジェたちの運命やいかに?泣いても笑っても次で最後です!

カサブランカ作戦失敗…アンジェにはプリンセスの大好きな彼女を見せてほしい!


第10話 case22 の最後、ジェネラルから出たプリンセス暗殺指令……Yesと口裏だけ合わせたアンジェですが、ドロシーにはそれとなく本心を伝えてプリンセスの元に向かいます。しかし、その夜以降プリンセスには終日、凄腕スパイのゼルダが監視につき、迂闊にこの件を伝えられない状況に。そしてドロシーも、ちせもいなくなってしまった……

これに対しアンジェがとった行動は、「カサブランカ逃避行作戦」第10話考察での選択肢1)でした。暗殺決行日、空港でお買い物デート(!?)するアンプリは2人で派手に尾行をまいて、カサブランカ行の空中艦に乗り込みます。

プリンセス暗殺の件を伝え、万策尽きたからこのまま逃げることを提案するアンジェ。しかし案の定、プリンセスの説得はできず、すれ違ってしまうことに……

プリンセス「そうやって逃げ出すくらいなら、最初から私を巻き込まないで!私の人生はあなたのオモチャじゃない!」
アンジェ「プリンセス!待って!」

(中略)

プリンセス「怖がりで、泣き虫で、トラブルを起こすのはいつもあなただった……後始末をするのはいつも私……あなたのそういうところ、初めて会ったときから大嫌いだった。さよならアンジェ、二度と姿を見せないで……」
アンジェ「(涙を浮かべて)プリンセス……」

革命後に引き裂かれ、プリンセスに会うためにスパイまでやってここまできたアンジェ。さらに今回明らかになりましたが、アンジェはプリンセスと初めて会った日、あの場所にある井戸の中で消えて無くなりたかったと……そこをプリンセスが助けてくれたようなものでした。

アンジェの中のプリンセスの存在は大きいだけに、このすれ違いは傷心甚だしいですね。クロトカゲ星人の涙を初めてみました。アンジェもやはりお姫様なのですね。


一方で、こんなに怒ったプリンセスも初めてですね。仮面をかぶってるけど後ろ向きで弱いアンジェの本質をよく知っているプリンセス。それをどんな風に思っていたか、本心が明らかになりました。厳しく突き放すプリンセスの気持ちも分かりますが、これは何というか、愛憎の憎がちょっと出ちゃったってやつでしょうか。一方で、これまで見てきたように、愛の気持ちもあるはずです。

【第8話 case20、回想】
シャーロット「私は女王になって、その壁を壊してやるの。そうしたらアンジェ、私とあなたずっと一緒にいられる!」
アンジェ「素敵な夢だね
シャーロット「夢じゃないわ!私はきっと叶えてみせる!約束する。だから……」

【第4話 case9】
アンジェ(シャーロット)「昔の自分は嫌い……」
プリンセス「でも、私が好きになったのは昔のあなたよ。

悪く言えばトラブルメーカーなアンジェですが、楽しいこと、時には夢あることをプリンセスに示してくれたのもアンジェでした。プリンセスの方も特別な想いがある分、アンジェにはいいところ見せてほしい期待が大きかったのでしょう。ここはアンジェも逃げ出さず、最後までやり通すところを見せないとダメでしたね。

【第3話 case2、プリンセスの決意を聞いて】
アンジェ「いいよ、やろう。私が騙してあげる。あなたも、世界も、そして私自身すらも……」

前みたいに虚勢を張ってでもね。プリンセスが好きになった昔のシャーロットの夢をやり遂げる姿を見せてくれれば、プリンセスもまた応えてくれるはず……期待します!

プリンセス暗殺の背後にあったのは王国クーデター…


アンプリのすれ違いも重たいですが、王国の方も大クーデター戦争が起こりそうでヤバい状況になってます。あと1話ですが、すべて上手くまとめられるでしょうか?

状況を整理しますと、まず王国内政に不満を持つ陸軍の一部が女王陛下暗殺を企てていたようです。この動きを察知していた共和国側は彼らを利用して王国を崩壊させようというう策に出たようですね。プリンセスを旗頭にさせて彼らの大義と士気を上げ、壁の部隊も差し向けて王国にクーデターを起こすと。ここは軍が主導する状況となり、コントロールでLに代わってジェネラルが着任したというわけです。

さらに、ここでプリンセスをチェンジリングしておけば、クーデター成功後の王国は共和国の傀儡政権……いや、もはや乗っ取ったも同じですね。プリンセス暗殺指令にはこのような事情があったようです。

しかしながらクーデターの件は、王国のノルマンディー公も察知している模様。内務卿軍(多分、空中艦隊海軍?)とやらを、決行日あたりに差し向けてくるようです。元よりプリンセスを邪魔者と見なしていた彼にはいい機会になりそうです。プリンセスをクーデターの首謀者として消すための大義ができますからね。もしかしたら戦乱に乗じて遂には女王も暗殺して、王になるような腹積もりかも?

さて、アンジェと別れたプリンセスは彼女のふりをしてゼルダと合流しますが、そこで王国革命軍とクーデターの件を知ります……女王になりたいとはいえ、これはプリンセスも認められないはず。クーデターを止めるのはプリンセス一人では難しいでしょうが、ここで鍵になるのはやはりチーム白鳩、そして行方をくらましたLですね。


最終話…クーデター阻止できればプリンセスは女王になれる?


堀河公からクーデターそして、その中心にプリンセスがいるらしいと聞いたちせは、プリンセスの真意を確かめクーデターを止めるために動くでしょう。ベアトリスは今回期待したような動きがなくて残念でしたが、次回にドロシーあたりと合流して活躍みせてくれれば……

そしてコントロールから更迭されたLですが、このままジェネラル達の暴走を許しておくわけにもいかないでしょう。アンジェがドロシーと別れた後、誰かがドロシーのもとに接触しにきた描写がありましたが、おそらくLですね。

彼はクーデターを止めようと奔走しているのではないでしょうか。そこにはジェネラルを失脚させてコントロールを正常に戻す狙いがあると思われます。そのためにドロシーの手を借りる必要があるわけですね。ドロシーがアンジェの前から姿を消したのも、Lの作戦を秘密裏に遂行するためでしょう。

クーデターを止める方法はなかなか想像つきませんが…… 旗頭にされたプリンセスが実は共和国の仕立て上げた偽物だという噂を流すとか?アンジェを真のプリンセスとしてクーデター当日に登場させ、革命軍を動揺させるとか?いずれにしてもクーデターを阻止できれば、コントロールのジェネラルは失脚でしょう。

さらに、プリンセスがクーデターを阻止したという形にできれば万々歳ですね。その功績ができれば女王になって壁を壊せる日も大きく近づくでしょう。ただそのために、誰かが犠牲になるのは見たくないですが……

アンプリのどちらかが死ぬかもしれないような展開が来るかもしれません。ただ、OP通りならプリンセスがピンチのところを白鳩、そしてクロトカゲ=アンジェが助ける流れ……まさにこんな感じで来てくれたら素晴らしいですね。アンジェ!プリンセスにいいとこ見せようぜ!

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