レクリエイターズ 12話 評価/感想/考察:アルタイル封殺作戦始動。果たしてうまくいくでしょうか?【Re:CREATORS】


Re:CREATORS(レクリエイターズ)第12話、前回に続き颯太とシマザキ・セツナ、アルタイル誕生の過去、そしてアルタイル対抗作戦始動までが描かれました。しかし、アルタイルもまた厄介なことを始める準備をすすめているようです・・・

アルタイルはファンの力で無限に強くなるチート中のチートだった

第11話に続いて、今回も颯太の回想が語られました。第1話冒頭のセツナ自殺、彼女の最後の創作キャラであるアルタイル誕生までの経緯が明かされましたね。創作に対するアンチ活動に心を痛めてしまい、颯太にもフォローされなかったセツナ。彼女はアルタイルのイメージ動画「World Etude」を遺作として自殺しました。

セツナ「この娘が愛されてくれるといいな・・・」

彼女の最期の願いどおり、アルタイルはネット上で愛されるキャラとなりましたが、あろうことかそれが世界大崩潰に向かう事態へとなってしまいました。

アルタイルは、創造主・被造物・世間の人間すべてを憎んでいますが、彼女の能力は皮肉にも彼女を愛するファンによる創作活動が源となっています。第10話で見せた森羅万象(ホロプシコン)第3楽章「表象転換」、第20楽章「因子模倣」もセツナが設定した能力ではなく、別のファンが創作した動画作品が元ネタでした。要は三次創作を自分にフィードバックして能力を無限に拡大できるという訳です。

何でもアリな創作ができるオタクファンの力を取り込むという、とんでもないチート能力ですね。アルタイルの出回っている作品を削除したり、弱体化などの改変を行う作品を投稿することで対抗できるような気もしますが、消しては増えたり、弱くなってもまた強くなったりと、いたちごっこでしょう。

アルタイルは、オタクファンの力そのものと言っていいかもしれません。


アルタイル封殺作戦始動も、アルタイル側も戦力拡大中・・・

アルタイルに対抗するため、メテオラが中心となって作戦を開始します。アルタイルの能力を制限し、なおかつ自分たちの能力強化を図り、対等以上の状況に持ち込むというものです。

セレジア、メテオラ達、そしてアルタイル一派を含めたクロスオーバーイベントを、官民組織主導で制作するという作戦らしいです。スパロボみたいな舞台・物語を公式で作るわけですね。世間的にインパクトの強い舞台にアルタイルを封じ込める。そしてセレジア達がアルタイル達と互角以上に戦えるようにステータス調整して、有利な戦いに持ち込むというわけです。

なんか、「公式 vs ファン」という構図に見えなくもないですが・・・
果たしてうまくいくでしょうか?ファンの力は強大です・・・

一方のアルタイルも、事をすすめているようです。第12話のCパートではアルタイル側に新キャラが登場します。暗くてよく分かりませんでしたが、あれは恐らく「精霊機想曲フォーゲルシュバリエ」に登場するセレジアのパートナー・・・?厄介なことになりそうです。

また、アルタイルによれば現界される被造物はあと3名とのこと・・・クロスオーバー大戦に向けて、誰が敵に味方に来るのでしょうか?アルタイルとタメ張るくらいのチートキャラが味方にくれば心強いですが・・・颯太君に創ってもらいたいですね。

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