レクリエイターズ 10話 評価/感想/考察:改変は心強いけどもう一人くらい味方が欲しいところ【Re:CREATORS】


レクリエイターズ10話、懸念していたメテオラの退場はなく、遂に原作者による「改変」が描かれましたね。真鍳の言葉を借りれば、物語も「第一部完」と一区切りついたところですが、味方サイドはかなり消耗、弱体化が激しいです。ここから挽回するには、やはり颯太君に頑張ってもらうしかないでしょうか・・・

改変は心強いけど、アルタイルのチートぶりが凄い

アリステリアに付け狙われ、9話で死亡フラグ立ったと思われたメテオラですが、何とか退場は避けられましたね。ここでメテオラさんやられたら味方サイドの頭脳がなくなってヤバいところでした。かなり危ないところまで追いつめられましたが・・・とにかくアリステリアには「人の話を聞いてください!」と言いたいですね(苦笑)

ここのところ出番ないセレジアさんがやっと登場しました。アルタイルの手によりピンチになったところ、序盤の伏線だった原作者による「改変」を披露するという見せ場が来ましたね。改変によるセレジアさんの強化ぶりも凄いですが、原作者の松原さんの愛のある言葉が熱かったです。

松原「俺の書いたセレジア・ユピティリアが、こんなわけのわかんねぇ展開で死ぬなんて、絶対認めねぇ!!」

改変のやり方も、まあ思った通りでしたが、

  • ストーリーと絵をSNS(Twitter?)にアップ
  • 拡散させて多くの人に印象付ける(イイね!、リツイートもらう)
といういかにも、リアルでいまどきなやり方でしたね。アルタイルの出自の件といい、レクリエイターズはこのように、「劇中にリアルを映してる」メタなシーンがあって面白いです。


一方で、アルタイルが今回も登場です。8話でまみかの「マジカル・スプラッシュ・フレアー」に巻き込まれてどうなったのか不明でしたが、無傷だったようですね。いつもの不敵な中二病っぷりで、嘲笑うかのような強さでした。

1話でもセレジアの搭乗ロボを消滅させたチート能力「森羅万象(ホロプシコン)」ですが、今回もその力が新たに2つ披露されました。

  • 第3楽章「表象転換」:対象を別の物質(物体)に転換させる
  • 第20楽章「因子模倣」:対象のコピーを召喚する
「表象転換」でセレジアの剣を花びらに変えて窮地に追い込んだり、「因子模倣」でギガスマキナのコピーロボットを召喚して、本物と交戦・足止めさせるなんてことをやってのけました。楽章番号からまだ他にも強力な技があるみたいです。本気出せば、全部アルタイル一人で片づけられるんじゃないでしょうか?


アルタイルに強化真鍳と敵側優勢。第二部では満身創痍の味方側に助っ人キャラ来るか!?

10話は最後、巧みな口撃で優夜から板額(はんがく)を奪いとった、真鍳の「第一部完!朝日に向かって決めポーズなのだ!」という言葉で締められました。物語はここで一区切りで、次回から第二部(2クール目)開始というところでしょうか。

第一部終わった時点では敵側が優勢ですね。頭キレキレで能力強化された真鍳と、何よりもチートなアルタイルの存在が強すぎます。

セツナは凄いチートキャラ作ったなと思いますが、そんなアルタイルにも弱点があるようです。二次創作が出自のためか、彼女の世間からの認知はセレジア達ほどではありません。そのため戦いが激化して世界が不安定になると、彼女の存在は比較的影響を受けやすいようです。ですが、それもこれからどうなるか・・・アルタイルなら何とかして克服してくるでしょう。

対する味方側はかなり劣勢ですね。アルタイルの不意打ち&アリステリアの槍を受けたセレジアは重症、メテオラはボロボロ、優夜は板額(はんがく)を奪われ、瑠偉のギガスマキナもアルタイルの前に無力。原作者による改変強化があるのは心強いですが、それも一時的なもので終わる模様。

9話考察で述べたように、第二部で味方側が挽回するには、やはりアルタイルに対抗できる助っ人キャラが必要かもしれません。今回、アリステリアの前に立ち説得を試みるなど成長が垣間見えた颯太君が、ここからさらに立ち向かっていけるかどうかですね。彼が対アルタイルキャラを創作するくらいの活躍ぶりを見せてくれるか・・・

あとふと気づいたのですが、「アルタイル」というのは七夕でよく知られる「彦星」のことです。「彦星」には対となる「織姫星」があります。その「織姫星」の星名は「ベガ」・・・これはもしかして!?

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