ラブライブ!サンシャイン!! 2期 第6話。Aqoursのリーダー千歌っち「奥義会得」の回でしたね。千歌もよくやりましたが、同じくらい嬉しいのは果南ですね。
ラブライブ!シリーズのエピソードで、これほどダンスパフォーマンスに焦点が当たった回というのは、これが初ではないでしょうかね?3rdライブで披露されるでしょうが、それにしてもあの大技は……
ここに来て躊躇する果南さん。確かにあの大技はヤバい…3rdライブでも!?
1期13話で「MIRAI TICKET」を披露するも、突破できなかったラブライブ!地区大会。その今期大会がめぐって来ます。リベンジと行きたいAqoursですが、今回も突破は非常にシビア……
会場&ネットによる人気投票で決勝進出が決まるため、会場に来ている母校生徒が多いグループが有利。生徒数が少ない浦の星のAqoursは極めて不利な状況。さらに地区大会日までに来年度の入学希望者が100人を突破しなければ、浦の星の廃校が決まってしまう……
この状況を打開するためには、Aqours自身はもちろん、これまでのスクールアイドルが誰もやったことのない、パフォーマンスを地区大会で披露しなければなりません。
ここで、カギを握っていたのが果南さん。前話でなぜか千歌に隠していた「Aqours ダンスフォーメーションアイディアノート」。これは2年前、現3年生がAqoursとして活動していた際に考案していた曲の振り付けノートでした。
新曲づくりに使えると思っていたようですが、なぜかそれを躊躇する果南。
果南「届かないものに手を伸ばして、そのせいで誰かを傷つけて……それを千歌たちに押し付けるなんて」
と、しまいにはノートを海に放り出してしまいます。(この後、鞠莉によって回収されます)
アニメ2期1話で「あがくだけあがこう」と言っていたのに、なぜここに来てアニメ1期みたく後ろ向きで躊躇してるのかな?……と思いましたが、たしかにそのノートにあったフォーメーションはかなりヤバいものでしたね。
新曲「MIRACLE WAVE」……見れば分かりますが、振り付けが終始激しく、特にサビ前ではバックポジション8人の腕立て(?)、そこからセンターの千歌による側転&バク転という大技が来ます。
この大技……3rdライブで、あんちゃん(伊波杏樹さん)がやるのでしょうか!?
Aqoursの挑戦の道は簡単じゃないと過去に述べましたが、これやるとしたらすごい挑戦ですね……
千歌と果南(ちかなん)の自信と成長…もう吹っ切れちゃいましょう!
かつて現3年生が挑戦した「MIRACLE WAVE」フォーメーション。センター大技をこなせる体力とスキルのある果南は大丈夫でしょうが、センター以外のポジションでも負荷は相当高い。鞠莉も以前このフォーメーションで足を怪我してしまい、Aqoursの解散につながってしまったという因縁つき。
果南さんが躊躇するのも分かりますが、成功すればインパクトは相当高く、Aqoursらしさを形にできるハイリスク・ハイリターンなフォーメーション。地区大会を突破するため、3年生は新曲づくりに苦悩する千歌にこれを公開します。
果南はここでも、「今そこまでする必要はないのでは」とためらいますが
千歌「果南ちゃん。今そこまでしなくて、いつするの?最初に約束したよね?精一杯あがこうよ!」
と千歌はやる気満々でチャレンジします。果南がセンターを務めればいいのかもしれませんが、今のAqoursのリーダーは千歌。鞠莉をはじめとするメンバーも千歌ならできると信じているし、何より千歌自身が妥協しない。
しかし案の定、何日も何度も練習しても成功しません。なぜできないのか……?
単純に側転&バク転の難易度が高い(というか素人がやるのはガチで危ない!)のですが、そこには自分に自信があるかないかがカギでした。
梨子「何でも普通で、いつもキラキラ輝いている光を、遠くから眺めてて。本当はすごい力があるのに」
曜「自分は普通だって、いつも一歩引いて」
μ'sのリーダー穂乃果との違いがよく分かる点ですね。千歌はどこかで自分を過小評価している節があり、今までの実績は周りの力で出来上がったものと思っています。ある意味謙虚といえますが、それでは本当の自信は生まれない。自分の力で状況を動かそうとしても、あと一歩のところで上手くいかない。(そんな“普通”なところが魅力だと以前述べましたが……)
ですが、他のAqoursメンバーからすれば、これまでの実績は千歌自身の力によるところが大きい。そもそも千歌なしでは今のAqoursの存在すらなかった……
梨子と曜にその言葉をかけられる千歌。「自分は普通なのかもしれない。でも凄いことができている。」そんな風に自信を持てたのか、Aqoursメンバー、そして果南の前で、あの大技に成功します!
果南「ありがとう。千歌……」
千歌自身も万々歳でしょうが、この言葉通り同じくらい果南も嬉しいと思います。事情は違えど、自信がないという点では果南は千歌と同じで、さらには後ろ向きだった。そんな果南からすれば、乗り越えてくれた千歌に救われたような気持ちでしょう。
アニメ版果南さんは後ろ向きなところが少し目立っていますが、今回の件で本来の自信を完全に取り戻して吹っ切れてくれたらいいなーと。ちかなんトワイライトタイガーで「ガオー!」なノリでいいくらいですね!
余談ですが、果南はG'sコミック版のあのサバサバしてる性格が個人的に好きですね。千歌っちのよろず相談屋みたいな存在で、アニメとはまた違います。
次回は「残された時間」……またシリアスな感じのするタイトルですが、さて次はだれにフォーカスするのでしょうか?
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